犬に甘酒をあげる時の注意点と選び方|水分補給や食欲アップに効果的

犬に甘酒を与えていいの? 穀物

飲む点滴」と呼ばれるスーパードリンク甘酒。

人間にも良い食品なのだから、愛犬にあげても問題ないのでは?と思っている方も多いでしょう。

甘酒は、犬にあげることができます。

しかし、いくつか注意する点がありますので、確認してみましょう。

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犬に甘酒をあげる時の注意点

基本的に、犬へ甘酒をあげることはできますが、注意しなければいけないこともあります。

愛犬との楽しい食事のために、必ずチェックしておきましょう。

病気を患っている

特に腫瘍(がん)のある犬には甘酒を与えるのを控えましょう。

甘酒にはブドウ糖が多く含まれています。

がん細胞は、ブドウ糖をエネルギーにするため、がん細胞の進行を早めてしまう恐れがあります。

腫瘍(がん)以外にも病気を患っている場合は、必ず担当獣医師の判断を仰ぐようにしてください。

肥満気味の犬

甘酒には、ブドウ糖が多く太りやすいため、肥満気味の犬に与えすぎは厳禁です。

また、甘みもあり嗜好性も高いので、「好んで食べているから」といってあげすぎてしまわないよう注意しましょう。

糖質を比較すると以下のようになります。

  • 甘酒・・・17.9g
  • 牛乳・・・4.8g
  • 豆乳・・・4.5g
  • りんごジュース・・・11.8g

あま~いりんごジュースよりも高いので、どれだけ太りやすいかイメージしやすいのではないでしょうか。

ちなみに、犬が大好きなさつまいもの糖質は35.5gと甘酒よりも高いので、こちらも注意しましょう。

甘酒は酒粕ではなく米麴!

米麴から作られた甘酒

犬に甘酒をあげる時には、酒粕から作る甘酒ではなく、米麴から作る甘酒をあげるようにしましょう。

米麴から作る甘酒は、お米と米麴、水から作られており『甘酒』と呼ぶのにアルコールは含まれていません。

一方で酒粕から作る甘酒は、酒粕をお湯で溶かし砂糖で甘みをつけて作ります。

酒粕はアルコール分を含むため、犬に与える場合は必ずアルコールが含まれない米麴の甘酒を選ぶようにしてください。

さらに、できれば砂糖や添加物の入っていない甘酒を選ぶのが良いです。

甘酒が犬に与える良い効果

上の注意点を確認すれば、犬に甘酒を与えることができます。

甘酒は犬にとって良い効果がたくさんあるんですよ。

必須アミノ酸が豊富

必須アミノ酸とは、体内で合成できないため食事から取らなければならない栄養素の事。

健康な身体を作るためには必要不可欠な栄養素の1つです。

メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、イソロイシン、スレオニン、ロイシン、トリプトファン、リジン、バリン、アルギニン

犬が必要とする必須アミノ酸は上の10種類。

赤字のアルギニンは、人は体内で生成できますが犬は生成できない必須アミノ酸となります。

甘酒にはアルギニンを含む10種の必須アミノ酸が全て含まれており、非常に栄養価の高い食品ということです。

オリゴ糖と食物繊維が腸内環境を整える

甘酒に含まれるオリゴ糖と食物繊維の働きにより、便秘・下痢の解消、便のにおいを抑える効果が期待できます。

些細な環境の変化で下痢をしてしまう犬や便秘気味の犬はぜひ試してみてください。

ただし、慢性的な下痢や血便などは何らかの病気が隠されているかもしれないので、獣医師に相談してくださいね。

水分補給

甘酒は犬の水分補給になる

甘酒を水や犬用ミルクと混ぜて与えることで、犬へ効果的に水分補給をすることができます。

味やにおいがついているだけで犬の嗜好性が高まり、水だけよりも飲んでくれやすくなります。

犬は体内から10%の水分がなくなっただけでも命にかかわる重篤な症状を引き起こすことがあります。

特に夏場は甘酒で水分補給を取るようにしましょう。

ブドウ糖が豊富に含まれている

甘酒にはブドウ糖が含まれている

甘酒にはエネルギーの源となるブドウ糖が豊富に含まれています。

人間も疲れた時やスポーツをする時にブドウ糖を取ると良いと言われますよね。

犬の体力回復にもブドウ糖は効果的と言われているんです。

また、ブドウ糖には血糖値を高める作用があるため、低血糖の犬には積極的に与えたい栄養です。

甘みで食欲がアップ

甘酒は名前の通り、甘みの強い飲み物ですよね。

犬は甘い食べ物や飲み物が大好きなので、ドッグフードに掛ければ嗜好性が高まり、食欲がアップします。

特に米麴から作った甘酒には、お米の甘みがぎゅっと凝縮されているので、大好きな犬が非常に多いんです。

甘酒を水に溶かして水分補給として与えるのも良いですが、

食欲が落ちている犬にはフードにかけることで、甘酒のついたフードも一緒に食べてくれることもありますよ。

市販でも良い?甘酒を選ぶポイント

犬への良い効果が期待でき、「よし、愛犬に飲ませてあげよう!」と思い始めたところだと思います。

続いては、犬に甘酒をあげる時の甘酒を選ぶポイントを3つに絞って紹介します。

①米麴から作る甘酒

米麴 甘酒

先ほどもお伝えしましたが、犬に甘酒をあげるならアルコールを含む酒粕の甘酒ではなく、アルコールを含まない米麴の甘酒を選びましょう。

お米の甘みもプラスされるので、砂糖を入れなくても素材の甘みを感じることもできます。

また、小さなお子さんにあげるときも酒粕の甘酒ではなく、米麴の甘酒を選ぶようにしましょう。

②砂糖不使用、無添加

犬用の甘酒は砂糖不使用

市販の甘酒には砂糖や保存料などの添加物が含まれていることがあります。

絶対にダメ!!というほどではありませんが、できれば砂糖不使用、無添加のものを選ぶと良いでしょう。

値は張りますが、米麴を取り扱うお店では砂糖不使用、無添加の甘酒が販売されていることがあるので、調べてみると良いでしょう。

③犬専用の甘酒もある

市販の甘酒には添加物が含まれているし、

米麴を取る扱うお店では『人用』として販売しているから、犬にあげていいのか心配と思う方は、犬用の甘酒を利用してみてください。

飲む点滴として人の美容と健康に良いと話題になってから、犬用の甘酒も販売されるようになりました。

下の甘酒は米麴から作られ、砂糖不使用、無添加なので、ぜひチェックしてみてください。



犬に甘酒を与える量の目安

愛犬との相性、安心な甘酒が用意できたら実際に甘酒を愛犬にあげてみましょう。

一度にどのくらいの量を与えたらよいのか、調理方法について紹介していきます。

甘酒は高カロリー高糖質なのであげすぎに注意

犬に甘酒の与えすぎはだめ

  • カロリー→214kcal
  • 糖  質→17.9g

上は100g当たりの甘酒のカロリーと糖質です。

商品によってお米の割合が異なり、誤差はあると思いますので目安としてご確認ください。

甘酒は主食ではなく、補食・おやつの分類として与えるため、1日総カロリーの10%程度に収めるようにしましょう。

犬の1日に必要なカロリー計算方法はこちら。

  1. 体重×30+70
  2. 体重×700.75

詳しい計算方法については、こちらの動画で解説しています。

犬の手作りごはんの基本!1日のカロリー量の求め方を解説

米麴のパワーを最大限に引き出すなら60度

甘酒の効果を引き出すのは60度

米麴は60度で最も活発になり、70度を超えると失活してしまいます。

甘酒に水や犬用のミルクを混ぜて作る時には、60度まで一度温めた後に冷ましてあげましょう。

私は自分用に冷たい牛乳と冷たい甘酒を混ぜて飲んだことがありますが、甘酒が沈殿してしまい、お世辞にも美味しいとは言えませんでした。

ですが、一度60度まで温めてから飲むことで全体が混ざり合い、ただ混ぜるだけとは全く違う美味しさの甘酒になりましたよ。

驚くほどの違いがあったので、面倒と思っても横着せず、温度を測って温めることをおすすめします。

飲む点滴甘酒は、犬にとっても良い飲み物

甘酒は犬との相性、甘酒選びを失敗しなければ犬にとっても良い飲み物です。

食欲が落ちてきた、シニア犬の栄養補給、夏場の水分補給などにはぜひ甘酒をお試しください。

以上、「犬に甘酒をあげる時の注意点と選び方|水分補給や食欲アップに効果的」について紹介しました。

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