ドッグフードってどれがいいの?タイプ別メリット・デメリットを解説

基礎知識

ドッグフードの種類が多すぎて結局どれば1番いいのかわからない。

獣医師にウェットフードは添加物が多いって言われたけど、上げない方がいいの?

犬を飼っていると「ドッグフードってどれがいいの?」と悩むことは多いと思います。

今回は、ドライフード・ウェットフード・フリーズドライフード・手作り食の4つのタイプごとのメリットとデメリットをまとめました。

そして、この結果からお伝えしたいことはドッグフードに「○○じゃなきゃダメ!」という正解はないということです。

危険な化学成分、ネギなどの禁忌の食材は別として、どのドッグフードもメリットとデメリットはあるのでライフスタイルや愛犬の体調や性格などによって使い分ける参考にしてください。

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形状別メリット・デメリットを解説

メリット デメリット
ドライフード バランスよく栄養を摂取できる

比較的安価で購入できる

水分量が少ない

高温で処理されるため、栄養素が破壊されやすい

ウェットフード バランスよく栄養を摂取できる

水分量が多い

ドライフードほどではないが、高温処理によって栄養素が破壊されやすい

価格が高い

フリーズドライフード

冷凍フード

食材本来の栄養効果を最大限に活かせる

栄養管理や調理の手間なく生食を与えられる

解凍や水で戻す手間がかかる

冷凍の場合は保存場所の確保が難しく、解凍後の衛生管理に注意が必要

手作り食 新鮮で安全な材料を使うことができる

個体ごとに調整ができる

食材によって加熱調理ができる

加熱によって破壊される栄養素がある

材料の調達、調理に手間がかかる

犬の栄養管理について学ぶ必要がある

※(株)カラーズ・エデュケーション ホリスティックケア・カウンセラー養成講座テキストより引用

それでは、1つずつ詳しく解説していきます。

ドッグフードの形状からイメージがつきにくい場合は、有名商品も一緒に紹介しているのでイメージの参考にしてください。

ドライフードの特徴

一般的に広く使われているのがドライタイプのドッグフード。

カナガンネルソンズなど高価格帯のドライフードから、1,000円以下で購入できるドライフードまで様々あります。

ドライフードのメリット

  • バランスよく栄養を摂取できる
  • 比較的安価で購入できる

ドライフードは、鶏肉や牛肉、シカ肉などの肉類から魚屋さつまいも、にんじんなどの野菜まで数多くの食材を使って作られています。

そのため、動物性の栄養素から植物性の栄養素までバランスよく栄養摂取することができます。

また、ドライフードはスーパーやドラッグストアで1,000円前後で販売されており、他タイプのドッグフードに比べると安価で購入できます。

商品によっては1袋10,000円近くする高級ドライフードもありますが、品質はさておき、最近は100均でも販売されるほどなのでコスパはダントツに良いですね。

ウェットフードをあげていた時もあったけど、お金がかかるから今はドライフードがメインになっているわ。

ドライフードのデメリット

  • 水分量が少ない
  • 高温で処理されるため、栄養素が破壊されやすい

ドライフードに含まれる水分量は10%程度で、水分量が70~80%あるウェットフードと比較するとかなり水分量が少ないことがわかります。

犬の体内には60~70%の水分がありますが、10%水分量が低下するだけで死に至るほど水分不足は犬にとってかなり危険な状態となります。

また、製造工程では高熱処理されるため、栄養素のほとんどが破壊されてしまいます。

中には熱処理に強い食材もあるので、ドライフードのメリットである食材の多さによって栄養素はカバーされていますが、ドライフードに記載されている食材全ての栄養素を摂取できるということはないので注意しましょう。

ドライフードをあげるときのポイント

  • 子犬なら、ペットショップと同じドライフードを
  • 水分も一緒に&水でふやかす

ペットショップから子犬を引き取ったばかりであれば、ペットショップであげていたドライフードをあげましょう。

コストや手間の面から、ペットショップではウェットフードや手作り食ではなくドライフードを与えていることがほとんどです。

「ペットショップで使用しているドッグフードは何ですか?」と聞けば、教えてくれるはずですよ。

新しい環境に慣れてきたら、他のドライフードやウェットフード、手作り食に切り替えることもできます。

また、ドライフードのデメリットである水分量の少なさは、水を多く飲ませてあげることでカバーしていきます。

とはいえ「ここにお水を奥から、飲んでね」と犬に言っても「うん、わかった」と言って飲むことはないですよね。

水を切らさずに用意しておくことも大切ですが、ドライフードをお湯でふやかしてあげることで食事をしながら水分補給をすることができます。

ドラおフードをお湯に浸して、10分程度置いておくだけでドライフードが水分を吸ってくれます。

あまり手間もかからないので、水分不足が気になる方はぜひ試してくださいね。

自分でも気づかない間に水分不足になっちゃうこともあるから、餌と一緒にお水ももらえると嬉しいな。

ウェットフードの特徴

猫も犬も大好きなちゅ~るや缶フード、高級ドッグフードブッチなどがウェットフードに含まれます。

ウェットフードのメリット

  • バランスよく栄養を摂取できる
  • 水分量が多い

ドライフードと同様に様々な食材を混ぜて作られていることが多いので、バランスよく栄養素を摂取することができます。

また、ドライフードとは違いウェットフードの水分量は70~80%ほどあるので、食事をしながら十分な水分補給をすることもできます。

夏の暑い時期や水を飲まない時には、ウェットフードの食事に切り替えると脱水症状を予防することができますよ。

ウェットフードのデメリット

  • ドライフードほどではないが、高温処理によって栄養素が破壊されやすい
  • 価格が高い

ドライフードほどではありませんが、ウェットフードも栄養素が破壊されがちなドッグフードです。

また、価格が高いものが多く、毎日の食事をウェットフードのみに切り替えるとエサ代がかさむのもデメリットになりますね。

比較的ウェットフードは犬の食いつきが良いので、おやつなどご褒美としてあげることが多いドッグフードです。

ウェットフードは愛犬の食いつきも良いんだけど、夏場や外出先の管理が大変。

ウェットフードを選ぶときのポイント

  • カロリーに注意
  • 保存管理を徹底する

ウェットフードは犬の食いつきがよく、飼い主の方もたくさんあげたくなってしまいますが、高カロリーなフードが多いので過剰摂取には十分注意しましょう。

犬の太り過ぎは飼い主の責任だと思って、食事管理は飼い主がきちんと行ってくださいね。

また、水分がある分、傷みやすいウェットフードは開封後の保存管理がとても重要です。

密閉容器に入れたり冷蔵庫に入れるなど、商品にあった保存方法を徹底しましょう。

フリーズドライフードの特徴

個人的には、ササミのフリーズドライを使っていますが、『モグキューブ』という商品がとても人気ですね。

フリーズドライフードのメリット

  • 食材本来の栄養効果を最大限に活かせる
  • 栄養管理や調理の手間なく生食を与えられる

フリーズドライ商品には添加物が使われていることは少なく、食材そのものを乾燥させたドッグフードが多いです。

そのため、食材本来の栄養効果を逃すことなく凝縮して犬に食べさせてあげることができます。

人間の食材でもドライトマトや乾燥シイタケは栄養価が高いと言われますよね。

また、フリーズドライフードはお湯でふやかして食材を戻すことも、そのまま食べることもでき使い勝手の良さも大きなメリットになります。

保存も簡単で栄養価が高いフリーズドライフードは使いやすそう。

フリーズドライフードのデメリット

  • 解凍や水で戻す手間がかかる
  • 冷凍の場合は保存場所の確保が難しく、解凍後の衛生管理に注意が必要

冷凍になったフリーズドライフードの場合は、解凍したり水やお湯で戻す手間がかかることもあります。

ただ乾燥してあるだけの商品なら、そのまま食べることができますが、冷凍フードの場合はひと手間必要になります。

また、大型犬の場合は一度に食べるエサの量が多いため、冷凍フードの保管場所の確保が難しいといったデメリットもあります。

フリーズドライフードを選ぶときのポイント

  • 冷凍フードよりも乾燥フード
  • 極力添加物の入っていないドッグフードを選ぶ

エサを用意する飼い主側の目線で選ぶなら、冷凍フードよりも乾燥フードの方が圧倒的に手間がかからず楽です。

また、多くあるフリーズドライフードの中からどれがいいか悩んだら、添加物の少ないものまたは全く入っていないものを選ぶようにしましょう。

乾燥させることで食材の腐敗が遅くなるため、ドライフードやウェットフードと比べて添加物を入れなくても食材の新鮮さを保てるのがフリーズドライフードの良い所。

大量害は避け、添加物の入っていないフリーズドライフードを選びましょう。

手作り食の特徴

人間が食べる食材と同じものを使った手料理。

手間はかかりますが、食材選びから自分の目で確かめることができるので安心度は圧倒的に高いですね。

手作り食のメリット

  • 新鮮で安全な材料を使うことができる
  • 個体ごとに調整ができる
  • 食材ごとに調理ができる

ドッグフードに「グルテンフリー」「無添加」などと書かれていてもパッケージの裏を見れば、見たこともないような内容物がたくさんあります。

販売許可を受けており一定の安全性は保たれているのはわかっていても、心配になってしまうという方は、食材選びから自分で行う手作り食に挑戦してみましょう。

何を食べさせているのか、どんな調理器具・調理方法をしているのか全て把握できるので安全性は圧倒的に高いです。

また、食材選びを自由にできることで、好き嫌いの激しいわんちゃんの食事にはぴったりです。

手作り食のデメリット

  • 加熱によって破壊される栄養素がある
  • 犬の栄養管理について学ぶ必要がある

手作り食の1番のデメリットは、手間がかかること。

まとめて作ってストックしておくこともできますが、1日2~4食全てを手作り食にするにはかなりの負担になります。

また、食材によっては犬には食べさせてはいけないものもあるので、犬の手作り食についての正しい知識をつける必要もあります。

手作り食を作ってあげたいけど、毎日は手間がかかっちゃう…。

できる日だけでも少しずつあげてみようかな。

手作り食を作るときのポイント

  • 正しい知識の元、食事を作る
  • 時には他のドッグフードと組み合わせてみる

犬に食べさせてはいけない食材にはネギや玉ねぎ、コーヒー、チョコなどがありますが、万が一知らずに手作り食に混ぜてしまうと愛犬の命を落とす可能性もあります。

また、個体によってはアレルギーを持っていることもあるため、食材選びには慎重になる必要があります。

さらにネットには真実のわからない情報もたくさん出回っているため、情報の精査から始めなくてはいけません。

例えば、人間でも体質によっては小麦粉や卵アレルギーを持っている人がいたり、牛乳を飲み過ぎてお腹を壊してしまう人もいます。

このことから「小麦粉・卵・牛乳は食べさせてはいけない!」という情報として、広まっていることが多々あります。

小麦粉・卵・牛乳が悪いのではなく、体質や摂取量によって体に害を及ぼす可能性もあるというところまで理解することが必要になります。

デマに騙されて大変なことになったらどうしよう…怖いなぁ。

愛犬の体調に合わせたドッグフード選びを

犬を飼ううえでドッグフードはどれがいいのかという悩みはずっとついて回ります。

今回はドッグフードの形状別でメリット・デメリットを紹介しましたが、どのドッグフードにもメリットとデメリットがあり、一概に「○○が良い!」と言い切ることはできません。

手作り食にする場合も、食材の農薬を考えたらキリがありませんよね。

大切なことは正しい知識を身に着け、これから先愛犬との暮らしにストレスなく暮らすことなのです。

コメント

  1. […] […]

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